①ウォータージェットによる金属材料加工

機械加工やレーザーでは切断が難しい金属材料の切断をウォータージェットであれば簡単に切断することができます。

切断金属例示
チタン、モリブデン、アルミ、ステンレス、銅、真鍮

 

高付加価値の素材に最適な加工

ウォータージェットは、チタン、インコネル®、青銅、工具鋼などの、加工付加価値の高い製品に最適な加工方法です。アルミおよび鋼材の切断加工に多く使用されています。

ウォータージェットは生産量に関係なく、0.005mmから200mmの厚さの材料を切断することができます。また、機械的応力を受けず、熱変形、熱影響も受けないため二次加工の必要がなくなります。材料を積み重ねて切断することができるので、生産性を高めることができます。また、設定及び治具への固定は数分で完了します。

ウォータージェットは細い切り幅で切断するため、間隔を最小限に抑えたネスティング、もしくは部品の共有ラインを切断するネスティングができるので、材料を最大限に利用することができます。つまりスクラップ材が少なくなり、経費がさらに節減できます。

ウォータージェットは、200mm厚のインコネルやチタン、工具鋼などの難削材に限らず、様々な素材に使用することができます。

ウォータージェットの使用例

 チタン              アルミ              SUS304