高精度加工への対応

ウォータージェット加工は様々な材質の切断が可能ですが、切断精度を考えるときには切断対象物の材質・板厚・形状等の違い毎に精度を考える必要があります。

ウォータージェットは板厚0.005mmの極薄な材料から、板厚100mmを超える材料までの切断に対応が可能ですが一般的に板厚が大きくなればなるほど、その加工精度の荒さも大きくなってきます。

30mm以下の切断精度
基本的に30mm程度までの板厚であれば素材を選ぶことなく、比較的垂直度を保ったまま切断することが可能であり、その切断面は±0.2~0.3mmの寸法に仕上がるとされています。

30mm以上の切断精度
30mm以上の板厚素材になると、超高圧水の噴流が飛散することとなり加工面の下部にいくほどとテーパが大きくなります。そのため、切断精度と切断表面が粗くなることが一般的です。

 

薄板から厚板にまで切断対応することができ、条件が整えば高精度の切断可能。